こんにちは、片づけ心理学(R)の三谷直子です。
ハウスキーピング協会認定「整理収納サービス キャリア認証制度(CCS)」のお話。
CCSは、私が「片づけの仕事」をスタートしてから、ずっと「必要だ…」と思っていた様々な思い、
整理収納アドバイザーのトップランナーである吉川永里子さんの思い、
整理収納アドバイザーの生みの親、澤理事長の思いが、響きあってできた制度です。
ただ、今までの「資格を取る講座」とは、だいぶん違ったものなので
「一体どういう制度なのか、どんな思いや目的なのか」
「なぜ? どうして?」…と、ご質問いただくことが多い、理由や経緯をシッカリお伝えしたいよね、と思いまして、これを書いています。
思いを語りつくす!みたいになってますが、どうぞ見守ってやってください。
さて、起業後のワタシは…
・単に捨てる、掃除する、ゴミ処分をする、ではなくて、
"一人ではなかなかできない、ちゃんと整理して、収納を考えて、それをつくること"
を仕事として提供する人達がいる、ということを知ってもらわなくては、この仕事は続かない
・整理収納アドバイザーの高度な専門性、プロフェッショナルとして認知されることが必要!
↓
興味を持っている人に向けて、知ってもらう機会をつくろう!
↓
講座とサービスでめちゃめちゃ忙しくなる
一人じゃ無理、誰か手伝ってー!と真剣に考えたら、「仕事を任せられる人がいない」と、気づいて、驚愕!
どんな資格もそうなのでしょうが、資格をとった人はいっぱいいても、
そして、資格者の中も、質はバラバラです。
・捨てろと言われた、捨てさせられた
・怒鳴られた、怒られた、馬鹿にされた
・余計に散らかされた
…この時期、お問合せの電話で、こんな言葉を聴くことが多くて、
「資格は同じでも、どんな思いでやっているのか、どれくらい真剣にやっているのかバラバラなんだ…」と、感じました。
ひょっとすると、その相手は整理収納アドバイザーではないかもしれません。
本人が一生懸命やった結果かもしれません。
「資格を持っているだけの人」には、頼めない、任せられない、責任持てない。
忙しいことはありがたいことなのですが、ずっと続くと、フォローができなくなっていきます。
お客様と一緒にいる時だけが仕事じゃないのです。
ちゃんとした仕事をするためには、目に見えない部分の準備や整備が必要。
ホームページやブログもそうですし、書類や資料をつくることも大事!
そして、思いました。
・お客様のために、片づけサービスをがんばりたい人
・すでに「プロ」で、手が足りなくて困っている人…が、いるのではないか。
そのへんのマッチングが、必要なのでは…
ビジューがスタッフ育成をスタートしたのは、2014年の春でした。
どうしたら「任せて安心!」って思えるようになるのか、手探りのスタートでしたが、
今でも残ってくれているスタッフさんには、本当に感謝しています。
そして、「東京の○○さんが片づけに困っていて、行ける?」とご相談が入ってくるようになります。
この時は、知り合いの方を紹介したのですが、どうもうまくいかなかったようでした。
「直接サービスに行けない地域から、呼ばれる、紹介される」ということは、この後もちらほら続きます。
そのたびに、私は悩みました。
交通費と出張費を上乗せする?
いや、そこまでお客様に負担させてて「私が」行くよりもその地域でがんばっているアドバイザーが誰かいるのでは?
そのアドバイザーに仕事をしてもらった方が、お客様にとっても、いいのでは?
遠方の案件が入るたび、私はそう考えていました。
法人化した2015年の夏、
「専門性が社会的に認められることや、真剣に仕事してる"プロ"のアドバイザーがどこの誰なのか、
私たちのプロ意識他にもいろいろ…っていうこと、大事!そういう仕組みが必要やし、つくりたい!」
と、整理収納アカデミアへ飛び込むことになったのです。
(この記事は、2019年5月2日のブログ記事を再編集したものです。)
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