こんにちは、片づけ心理学(R)の三谷直子です。
私とビジューが運営・事務局として携わっている
CCSが、この夏から「再起動」しています。
ということが、よく伝わってきます。
実は、この制度、私が「片づけの仕事」をスタートしてから、
ずっと「必要だ…」と思っていた様々な思いから、つくられているのです。
もちろん、私一人の気持ちではなく、吉川永里子さんという業界のトップランナーと
「そうだ、こういうものが必要なんだ!」と響きあって、
ハウスキーピング協会の澤理事長との響き合いがあって、ここまで来ました。
しかし…やっぱり…
「一体どういう制度なのかわからない」と言われることも多くてですね…
ものすごく新しいものを
つくってしまったかもしれません。
大学生の頃、教授から「君は30年先を飛んでいる」と言われた私です…
…ああ、遠い目…
「直接、話を聴いてもらえたら、わかってもらえるんだけどな…」
と思っていたのですが、なかなかそんな機会も多くないので、
これまではまっしぐらに走ってきた私ですが、今年の春(2019年5月)は、これまでにいただいている、
なぜ?どうして?という理由や経緯も語っていこうと思います。
さて、このCCS、どんな思いや経緯があるかと言うと…以前のブログ「人生を片づけるってこういうこと」で、こんな風に書きました。
片づけよう!と思ったときに、多くの方は「じゃあどうすればいいわけ?」ってなります。
今まで通りのやり方では、できない=結果が出ない訳ですから。
ここで必要なのが、コーチング的なかかわり方をしてくれるプロフェッショナルです。
そして、私が起業した2010年当時、
「掃除」と「片づけ」の違い、
「整理」と「収納」の違いなど、ほとんどの方は知りません。
「断捨離」が流行ったころだったのもあって、
「捨てればいいんでしょ」と、言われたこともあります。
…
起業して一年が経つ頃、私が考えていたのは…
「単に捨てる、掃除する、ゴミ処分をする、ではなくて、
一人ではなかなかできない、
ちゃんと整理して、収納を考えて、それをつくること
…をサービス(仕事)として提供する人達がいる、
ということを知ってもらわなくては、この仕事は続かない」
…ということでした。
と、いうのも、その当時、この仕事は多くの誤解をされていました。
さらに、「たかが片付けでお金をとるワケ??」と噛みつかれることも何度もありました。
たかがではないのです。
本当に「たかが片づけ」なら、どうして、今日も片づけに困る人がいるんでしょう??
しかし、
たかがじゃないんです!
○○とは違うんです!
って叫ぶだけでも、伝わっていかないんですよね。
「たかが片づけ」ではない、ということを、
世の中に知ってもらうためには、
「整理収納アドバイザー(プロ資格は1級から)」
という資格者が、
高度な専門性と知識を持っている、
ということを知ってもらわなくては、いけない。
じゃあ、どうやったら、
「整理収納アドバイザーの高度な専門性」を、
一般の方にわかってもらえるのか?
効果を話しても、ビフォーアフターを見せても、
「たかが片づけ、主婦がやること」と言われてしまう。
そんな2011年当時、
まったく、その方法は思いつきませんでした。
おっと、長くなりました。
振り返っていくと、すべてがつながっていて、本当に感慨深いです。
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