部屋は心を映す鏡。

日々の暮らしこそが、人生をつくります。

 

「片づけられない女」だった私だからこそ、「できない心のクセ」に片づけでアプローチすることに決めました。

「こんな自分になりたい!」と未来がイメージできた時、瞳がパッと輝くのです。



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「たかが片づけ」から、プロフェッショナルと認識されるために必要なこと|CCSについて2【女社長の日々】

「たかが片づけ」から、プロフェッショナルと認識されるために必要なこと|CCSについて2【女社長の日々】
こんにちは、片づけ心理学(R)の三谷直子です。

昨日のブログ
の続きをお届けします!

こういった制度をうごかしていくことって、
表からは見えないことの方が当然多いのですが、、、ほぼ「気持ち100%」で作り上げた記憶があります。
「気持ち」もっと大きく言ったら「志」。
それがなければ、新しいこと、新しすぎることって始まらないのだなあ、とも思います。
プロジェクトが立ち上がって、今月でまる5年。
多くの方の「気持ち」が合わさって、動いていることに、ただただ感謝しかありません。


CCSは、私が「片づけの仕事」をスタートしてから、ずっと「必要だ…」と思っていた様々な思い、

整理収納アドバイザーのトップランナーである吉川永里子さんの思い、

整理収納アドバイザーの生みの親、澤理事長の思いが、響きあってできた制度です。

 

ただ、今までの「資格」とは、だいぶん違ったものなので

「一体どういう制度なのか、どんな思いや目的なのか」

「なぜ? どうして?」

…と、ご質問いただくことが多い、理由や経緯をシッカリお伝えしたいよね、と思いまして、これを書いています。

今日は、2回目!

2010年に「行動療法としての片づけ」を提唱して起業した私。

2011年の夏には、

「トイレやお風呂の掃除するんでしょ」

「たかが片付けでお金をとるの?」

「主婦がやることでしょ、なんの価値があるわけ?」…と言われる、壁にぶつかっておりました。

 

どうやったら、

「整理収納アドバイザーの高度な専門性」を、一般の方にわかってもらえるのか?

 

効果を話しても、ダメ。

ビフォーアフターを見せても、ダメ。

ずーっと説明していたら、どんどん、こっちが消耗していく。ぶっちゃけ、しんどい。

 

そして私は、気づきます。

「そもそも、片づけってどういうことか、

 整理収納ってどんな効果があるのか、

 興味を持っている人に向けて、知ってもらう機会をつくらなければ!」

 

掃除、たかが片付け、主婦がやること…と、言っている人たちのほとんどは、たまたま私に会って話を聴いた人。

 

興味がなければ、思ったことそのままを言いますよね。

 

きっと、多くの整理収納アドバイザーは、同じような言葉をきいた経験があるはずです。

 

「専門性をわかってもらう、認めてもらう」ということは、

「プロフェッショナルだと認識される」ためには、欠かせないことです。

 

たとえ、

「できますと言っても、できない人の方が多い」のが真実だったとしても。

 

そして、

プロフェッショナルとして認知されるには、「なにがどのようにプロなのか」を語れなくてはいけません。

 

…と、言うわけで、2011年の冬、初めて講座をしました。

定員20名様のところに、教室満席(2.5倍)のお申込みをいただいた時のオドロキと感激、今でも思い出せます。

講座をしたことで、興味はある、ニーズもある、でも、

まだまだサービスが認知されていない……と、わかりました。

 

2012年、させていただけるところでは、できる限り講座をして、お客様のお宅での片づけサービスに邁進していきます。

それまで、ご紹介の方ばかりだったのが、「ホームページを見て申し込み」の初めてのお客様があったのも、この年でした。

2013年には、午前に1件、午後に1件、お客様のお宅で片づけサービスをして、夜は講座…という日々。

ついに、「あ、一人じゃ限界だーー」と思ったのでした。

 

誰か手伝って。

でも、スタッフとして雇うほどの仕事はない。

でも、一人じゃもう無理。

…と、なって気がつきました。

「仕事を任せられる人がいない」

 

資格をとった人はいっぱいいます。

でも、誰がどれくらい、仕事をしているのかわからない。

 

このころ、

「整理収納アドバイザーを呼んだら、

 ・捨てろと言われた、捨てさせられた

 ・怒鳴られた、怒られた、馬鹿にされた

 ・余計に散らかされた

…おたくは、そんなことはないですか?」

と、問合せのお電話で言われることが増えていました。

 

知らない相手には、ぜったいに頼めない、と感じました。

 

「本気でこの仕事をしたい人は、いるはず。

 そういう人を求めている"忙しい人"もいるはず」

 

そのへんのマッチングが、できるようになってやっと、

「片づけ」は「当たり前にあるサービス」になるのでは?

 

…と、思いながら、

2013年の秋、西天満に事務所を移したのでした。

 

ではでは、続きは、また次回。


(この記事は、2019年5月2日のブログ記事を再編集したものです。)

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