部屋は心を映す鏡。

日々の暮らしこそが、人生をつくります。

 

「片づけられない女」だった私だからこそ、「できない心のクセ」に片づけでアプローチすることに決めました。

「こんな自分になりたい!」と未来がイメージできた時、瞳がパッと輝くのです。



  1. 人生の器の整え方・100日ブログチャレンジ2023
  2. ムダな買い物をストップ!食品を整理するガイドラインは、種類×○○で家計にもやさしく。
 

ムダな買い物をストップ!食品を整理するガイドラインは、種類×○○で家計にもやさしく。

ムダな買い物をストップ!食品を整理するガイドラインは、種類×○○で家計にもやさしく。

こんにちは、

人生の器を整える・三谷直子です。


人生を変える片づけ、をお届けして14年め…

1万5千人を超える片づけ下手さんとかかわってきました。

その中で「あるある」なお声に、お応えしていきますね!


「家じゅうを片づけたい!」

というお声も、たくさん聞いてきました。

しかし、なかなか手を付けられない。
なぜかというと…
「家じゅう」「全体」「まるごと」・・・というのは、とっても範囲が広いので、

「やる気はあるけど、どこから手を付けたらいいのかわからない」

ってなってしまうのです。


オススメは、場所ごとに区切って、片づけていくこと。


今日は、その中でもキッチンにかかわること。

家計にも関わる食品ストックの片づけ・整理について、ポイントをお届けしますね。

最近のお宅ですと、パントリーと呼ばれる食品保管庫が用意されている場合もありますね。

特別な場所が設定されていなくても、「食品ストックをまとめているスペース」と考えていただいてOKです。

このあとは「パントリー」という呼び名で統一させていただきますね。


片づけベタさんのお宅では、このパントリーに

「モノが詰め込まれて、必要なモノが見つからない」

状態になっていることがしばしば起こります。

 

どこに何があるかわからないと、こんな買い物の傾向が出てきませんか?


 見慣れたモノが、セールなど安く売られていると、

 すぐ腐るモノじゃないし、とりあえず買っておこう。

 

すると、パントリーの中は…

・何がいくつあるのかわからない

・在庫管理ができない

・とりあえず買ってくるから、モノが増える!

…なんてことに。

 

その状態が続くと…

・どれがいつ買ったものかわからない

・食べようと思ったときに、探し出せない

・期限切れの食材だらけ!

…という、ムダを生んでしまうのです!


 「食費」は家計の中でも、大切な科目ですよね。

食べない在庫を抱えてしまうと、結果としてムダ使いになってしまいます。


 

 


  • 食材の整理は、種類ごと×「食べるかどうか」

「在庫管理」を目的として、片づけを行う場合、まずやるべきは、「すべてのモノを取り出して、種類ごとに分ける」です。

 

「食材」を分ける時は、種類ごとに加えて、もうひとつ「線引き」があります。

それは…「食べるモノ」と「食べないモノ」「食べられないモノ」です。

 

実際のお客様と片づけをしていると、このボーダーラインが意外とあいまいなことが解りました。

そこで、ぜひ実践していただきたい、食材を分ける時の「食べる・食べないのボーダーライン」を解説します!

 

まず、食べるモノとは…

・日常食べているもの

・家族の好物

・買って、すぐに食べたい!と思うようなモノ


例えば、家族全員が大好きなドーナツを8個入りで買って来たとしたら、

帰宅後すぐに「食べたい!」「お茶にしよう!」となりませんか?

こういったモノはは、滞留時間が短い「食べるモノ」の代表格です。

 

片づけをしていて、私たちを悩ませるのは、実は「食べないモノ」の方です。

「食べないモノ」に分ける時、多くの片づけベタさんは迷われます。

そこで…まずは「食べられないモノ、食べない方がいいモノ」を知ってください。

 

「食べられないモノ、食べない方がいいモノ」を決めるガイドラインは、

ズバリ「消費期限」です!!

 

消費期限とは、期限を過ぎたら食べない方が良い日付です。

農林水産省のHPには、「袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。

お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。」とありました。

つまり、消費期限を過ぎた食品は、健康を損なってしまう可能性があるので「食べられない・食べない方がいいモノ」なのです。

整理の際に「処分」しましょう。

 



  • 気をつけてほしい「賞味期限」と「食べなれていないモノ」

 賞味期限は、美味しく食べることができる期限の事です。

「過ぎていても食べれらる!」とおっしゃる方が、意外なほど多いです。

たしかに過ぎたからと言って、食べられなくなるわけではありませんが、色やにおい、味などを確認してください。


片づけの仕事をしていると「3年前に賞味期限が切れている」食品が発見されることが多くあります。

3年前に賞味期限が切れている、お中元のゼリーや缶詰は、やはりおすすめできません。

私が出会った最長記録は、賞味期限から13年を過ぎた乾麺でした。

そんなことにならないためにも、「賞味期限が過ぎてるけど、食べる」派の方は、

「賞味期限が過ぎたもの」と「賞味期限まで3ヶ月以上あるモノ」に分けて、「過ぎたもの」から積極的に消費してください。

例えば、同じメーカーのスパゲティが5袋発見されて、3袋が賞味期限まで余裕があって、2袋が賞味期限切れならば、2袋の方から積極的に食べる、ということです。

食べられない状態になってしまう前に、消費してしまいましょう。

その際は、くれぐれも、色やにおい、味などに違和感がないか、しっかり確認してくださいね。

 

また「食べ慣れていないモノ」も「食べないモノ」になる可能性が高いです。

特に、海外のお菓子やスパイス、缶詰などは、よく発見される「慣れていないから、消費しない・食べない」モノの代表格です。

私たちの味覚は、慣れていないモノよりも、日ごろ食べていて慣れているモノを好みます。

旅先で買いこみすぎると、ムダな出費になりかねません。

「珍しいから、買っておこう」はほどほどにしておきましょうね。




「生きることは、食べること」という言葉もあるように、食べることは私たちの生活に欠かせません。

健康の面から見ても、「何を食べるか」は、健康と直結しています。

そういった意味でも、上手に食材の在庫管理をしていきたいですね^^