部屋は心を映す鏡。

日々の暮らしこそが、人生をつくります。

 

「片づけられない女」だった私だからこそ、「できない心のクセ」に片づけでアプローチすることに決めました。

「こんな自分になりたい!」と未来がイメージできた時、瞳がパッと輝くのです。



  1. 人生の器の整え方・100日ブログチャレンジ2023
  2. キッチンの片づけでプロが実践するポイント3つ!
 

キッチンの片づけでプロが実践するポイント3つ!

キッチンの片づけでプロが実践するポイント3つ!<QOLをアップする片づけの基本>

こんにちは、

人生の器を整える・三谷直子です。

人生を変える片づけ、をお届けして14年め…1万5千人を超える片づけ下手さんとかかわってきました。
その中で「あるある」なお声に、お応えしていきますね!


今日のコラムは

「家じゅうを片づけたい!」と思ったときの考え方。

まず、第一に…
「家じゅう」「全体」「まるごと」・・・というのは、あまりにも範囲が広くて、
「やる気はあるけど、どこから手を付けたらいいのかわからない」
ってなってしまう方がほとんどです。


じゃあ、どうすればいいの?

というと…

オススメは、場所ごとに区切って、片づけていくこと。


今日は、

その中でもキッチンの片づけで、私たち「片づけのプロ」が実践しているポイントを

3つ、お伝えします!

キッチンは、場所の目的・役割がハッキリしていて、

「この場所は、何があればいいのか?」を考えやすいので、収納するアイテムも決めやすい場所です。



キッチンは、料理を作る場所ですね。

料理は、私たちの身体と健康をつくりますから、キッチンの片づけは健康づくりにつながっている!と思います。


片づけと言うと「捨てなきゃ!」って思ってしまう方も多いようですが、

キッチンは捨てる量が少なくても、収納場所・しまい方によって、グーンと使い勝手が快適になります。

お客様からも「すごく使いやすくなった!」と喜んでいただいています。


片づけのプロが実践する、キッチンの片づけポイント3つ

 

①「仲間」ごとにグループをつくる

 

キッチンでは、細かいモノや様々な食材が混在しています。

まずはすべて出して、「仲間」ごとに分けましょう。

 

例えば、昆布と鰹節は「出汁をとる・乾物」という一つの仲間にできます。

「出汁をとる」点に着目すると、粉末のだしやコンソメなども、同じ仲間になりますね。

お茶、紅茶、コーヒーなども、大きなグループで「仲間」となります。

鍋やフライパンは、焼く・煮込むなど調理をする仲間、菜箸やレードルなどは調理器具、

メジャースプーンやピーラーなどはキッチンツールの中では「下準備をする」仲間です。

 

食器や嗜好品は、シーンごとに分けるのもおすすめです。

毎日使う家族の食器と、お客様用の食器は、別の仲間…ということです。

こうやって見ていくと、様々なグループで、キッチンが出来上がっていることが分りますね。

 

仲間ごとにグループにしたものは、仕切りやカゴを使って、仕分けした状態で収納場所をつくります。

食材に関しては、使い切れるようにしていきたいですね。

 

 

②「適正量」に収める

 

仲間ごとにグループをつくると、そのグループの総量=全部でどれくらいの量を持っているのか、ハッキリします。

そうすることで、「多すぎる」「足りない」が目で見てわかります。

 

多い・少ない、というのは、それぞれのご家庭でのライフスタイルによります。

例えば、自宅では日本茶をよく飲む・コーヒーは飲まない方なら、コーヒーのグループは不要で、
よく飲む日本茶には量(ストックなど)が必要だということが分ります。種類を充実させるのもいいですね。

 

乾物や、調味料は、1カ月でどれくらいの量を使っているのかをチェックしてみると、ご自分でペースが図れます。

多すぎる食材はしばらく購入を待って、うまく使い切るように習慣づけましょう。です。

 

食器類は、ご家族の人数と照らし合わせて考えましょう。

特に「○○にしか使わない」といった専用食器は、数が多すぎないか、チェックしていただきたいものです。

 

ちょうどよい数量のことを「適正量」と言います。

実際に使っているかどうか、食器棚やパントリーといって収納スペースにゆとりをもっておさまる量か、

に気を付けて決めるといいですね。

 

 

③「しまい方」を考える

 

「あまり使わないモノ」を「よく使うモノ」と一緒に収納していると、

目当てのモノを見つけるのに時間と手間がかかります。

 

仲間でグループに分けて、それぞれの適正な量を決めたら、

「よく使うモノほど手が届きやすいところ」に収納場所を決めていきます。

 

この時「よく使うモノはサッと取り出せる」のが大事です。

 

お子様が料理のお手伝いをされるようになったお客様のお宅では、

それまでは箱にしまっていた「予備のキッチンツール」を、

ツールスタンドで立てて収納するように替えました。

「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが「とってもラクチンになりました!」と喜んでいただきました。

 

以前は、

<1箱を取り出す→2箱のフタを開ける→3目当てのアイテムを取り出す→4フタを閉める→5箱をしまう>

と、手順が5つあったのが、
<1手を伸ばして、目当てのアイテムを引き抜く>だけ、
というたった1つだけの手順に変わったのですから、ラクチンなわけです。

 

毎日使うモノ、よく使うモノを厳選して、手が届きやすい場所にしまうことから始めましょう。

逆に、いつもは使わないアイテムは、箱に入れる・袋に入れるなどして、食器棚などの収納スペースに収めましょう。

 

よく使うモノと、たまにしか使わないモノは、別の場所にしまうことで、探し物の時間もグッと減りますね。