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「片づけられない女」だった私だからこそ、「できない心のクセ」に片づけでアプローチすることに決めました。

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春の片づけで悩む、冬布団をしまうタイミング&収納グッズ選びのポイント

気候が三寒四温になると、そろそろ布団を入れ替えようか、と考える方も多いでしょうか。

 

明るい陽射しに「もう春ね」と感じることもあれば、

雨が降る日には、まだ肌寒い…。

 

毛布にくるまって眠りにつき、

朝、目覚めた時には、毛布を足元に追いやっていた…なんて時期です。

 

今回は、この季節に悩む、布団の入替えポイントの

・タイミングと順番

・収納のポイントとオススメ について、お伝えします!

 

 

冬布団をしまう目安は、室温20℃

 布団の入替えのタイミングは、室内の温度が20℃を下回らなくなる頃です。

(室温が15℃くらいなら冬用の布団、25℃以上になったら夏用のタオルケットなどに替えます)

 

しかし、一気に入れ替えるのは、大変ですね。

布団を干すスペースが限られている場合も多いでしょうし、

家族の中には、寒がり・暑がりといった体感の違いもあるでしょう。

 

そこで、毛布や冬の布団は、部分的に入替えを進めることがオススメです。

暑がりの方の冬布団から順に、数枚ずつ進めていきましょう。

 

冬布団は、収納に悩む方も多いですね。

押入れに重ねて入れている場合、「下側に置いたモノを取り出すために、上のモノを全部取り出さないといけないから、面倒」。

 

最近のマンションですと、押入れがなく、収納はクローゼットタイプのみ、というケースも増えています。

そうすると「たたんで収納する」というイメージがある布団は

「奥行きが浅いから、布団が入れられない」

「どこに、どうやって収納したらいいのか困る…」というお悩みを伺います。

 

では、片づけのプロがオススメの収納グッズなどをポイントともともにご紹介します。

 

 

 

布団収納は、四角く・おさまり良く!が大前提

◆かさばる布団は、四角く形を決めて、おさまりよくする



布団や厚手の毛布は、かさばる上に、形が定まっていないため、おさまりが悪いのです。

ならば、おさまり良くなるアイテムを使いましょう!

 

四角くて、自立する収納アイテムを活用するのがオススメです。

 

羽毛布団はしっかりした素材のアイテムに収納することで、

立て置き・重ね置きができるようになります。

 



写真は、スタッフさんの自宅収納です。

IKEAのSKUBBを愛用。 

大きさは50×70cmほどで、冬の羽毛布団がすっぽりと1枚入ります。

立てて収納することもできますので、

「奥行の浅いクローゼットでも崩れることなく、来シーズンまできっちりと保管できます!」とオススメとのこと。

立て置きができるので、クローゼットでも活躍します。

 

 

 

◆毛布やカバーも、四角くまとめる&スペースを確保

薄手の毛布やブランケット、布団カバーなどは、そのまま押入れに入れてしまうと、「何が・どこに・どれだけの量があるのか」が分らなくなってしまいます。

そこで、しっかりした布製ボックスや、引き出し収納を活用しましょう。

 



写真はお客様のお宅の押入れです。

 

重ね置きする冬布団と、同じスペースに収納する場合は、布団の下に設置します。

布団を出し入れしなくても、引き出しから取り出せるので、スペースを有効活用できますよ。

ボックスを使う場合は、押入れラックなどを活用して、スペースを確保しましょう。

 







 

 

◆冬は押入れのスペースが"空く"季節

冬場は厚手の布団や毛布が、押入れやクローゼットから出されているので、

家の収納に大きなスペースが空いた状態になります。

 

布団収納のアイテムを、自立する素材にしておくと、冬場も見た目が変わらず、

春先に布団を戻すときにも「どこにしまえばよいのか」悩まなくて済むようになりますよ。

 

 

布団の収納アイテム、布製ボックス、押入れラックは、

たくさんの種類がありますので、

ご自宅の押し入れやクローゼットの高さ・奥行きに合わせて選んでくださいね。