部屋は心を映す鏡。

日々の暮らしこそが、人生をつくります。

 

「片づけられない女」だった私だからこそ、「できない心のクセ」に片づけでアプローチすることに決めました。

「こんな自分になりたい!」と未来がイメージできた時、瞳がパッと輝くのです。



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【004】「なんか忙しい」の正体をつかめ!タイムマネジメント入門①

【004】「なんか忙しい」の正体をつかめ!タイムマネジメント入門①

こんにちは、三谷直子です。

 

 

 

「思考の整理」の仕事をしていると、

タイムマネジメント・時間管理を上手にしたい、

という理由で講座に来られる方も多いです。



もしも…

 

 

「何が忙しいのか、よくわからないけど、

  とにかく毎日、忙しい」

 

…なんてふうに、 

「忙しい」が口ぐせになってきたら、要注意です。



私も、 

「忙しそうですね」と言われることがあります。

 

そして、 

実際に「忙しいな」と感じる時もあります。

 

 

「忙しそう」と人に思われることと、 

自分で「忙しい」と感じる時には、ギャップがあります。

 

 

 周りの人たちは、

 私が出張などで飛び回っている姿を見て、

「たくさんの時間を仕事に使っているのだろうなあ」

 そんな意味で、忙しそう、とおっしゃいます。

 

売れっ子だ、と思われているのなら、嬉しいことですね。



では、 

実際の私が「忙しい」と感じているのはどんな時か、と言うと…

 

・目の前のことしか見えない 

・締め切りに追われている

・先々のことが思い描けない

・なんだか楽しくない

  

こういう時は、 

心、ここにあらずで集中力も長続きしません。

 

「忙」という漢字をよく見てみると、 

「心」が「亡」い。

 

これは中学生の時に聞いた話ですが、 

ずっと私の中に残っていて、

特に起業してからは、なるべくこの言葉を使わないように気をつけています。

 

 

言葉というのは不思議なもので、 

使わない言葉で考えることはできないものです。

なので、私は

「忙しい、忙しい」と感じる時は、そう多くありません。



さて、 

「毎日、なにか忙しいなあ」と感じる時には、

一体、

 「何で忙しいのか」をハッキリさせることが大切です。

 

 

なんとなく…ではなく、

 ・何時から何時まで、何をしたのか

 時系列に、手帳などに書き込んでみることがオススメです。

 

 

 

正体がわからないことには、 

対処のしようがありません。

 

 

自分が何に時間を使ったのか、書き出すことで、 

忙しいことの正体がつかめるようになります。

 

 

正体がつかめたら

 

「なにか忙しい、なんとなく忙しい」ではなくて、 

「○○に時間を使っている」と言えるようになります。

  

 

忙しい、という言葉を使わなくなるだけでも、

タイムマネジメントは前進しますよ。


(2020年2月15日初出)